アトムス・フォー・ピース、初期段階ではろくでもなかったと語る

アトムス・フォー・ピース、初期段階ではろくでもなかったと語る

アトムス・フォー・ピースのトム・ヨークとナイジェル・ゴドリッチは「ミドル・8・マグ」誌の取材に答え、アトムス・フォー・ピースでは「最初はろくでもないものをたくさん書いていた」と明らかにしている。ナイジェルは次のように初期の作業について語っている。

「ろくでもないものもたくさん一緒に作ったよ。トムと僕とでなにもかも経験し、ちょっとした断片からトラックを作っていって、いろいろ再構成していったんだよ。そうやって作り上げた音源をバンドのみんなに聴かせた頃には、『んん? これ弾いているの僕?』っていうものにもうなっちゃってたんだよ」

「要はエレクトリックなものと本物の生演奏とのハイブリッドというものなんだ。というわけで、その次のステージはどうなるのかというと、バンドとしてみんなで書いたとも言えるかもしれない音源をまたコンピューターでばらばらにしてさらに再構成したものを、今度は演奏できるように学習するということなんだ。ジョーイ(・ワロンカー)、マウロ(・レフォスコ)やフリーにとっては、こういう作業工程は結構、ぶっとびみたいだったんだよね」

ただ、こうしたプロジェクトはなかなか人に説明するのが難しいとトムは次のように説明している。
「根っからのレディオヘッド・ファンなら、僕たちがどういうことをやろうとしているのかいつもわかってくれるから、これもすぐにわかってもらえるんだけど、普通の人にはさっぱりどういうことかわかってもらえないものなんだよ。実際、僕にだってよくわかってないんだから。本当に説明づらいものなんだ。自分たちがどういうバンドで自分たちのやっていることをどうやっているのかということを説明するだけでまるまるインタヴュー一本分くらいにはなるからね。実際にはかなり複雑なことになってるんだよ。それを人にわかってもらうにはすごく大変なことなんだ」

なお、アトムス・フォー・ピースは7月末にロンドンのラウンドハウスで行った3公演のうちの2公演をライヴ・ミュージック・サイトのサウンドヘイローで生中継したが、サウンドヘイローでは生中継した映像と音源をMP4ファイルとしてダウンロードできるサービスを提供している。中継が終わってからは、トラックごとに99ペンス(約154円)か、ライヴ全体を9.99ポンド(約1558円)でダウンロード配信している。

なお、アトムズ・フォー・ピースは新人や新しい音楽にとって条件がよくないとして、ストリーミング・サイトのスポティファイから音源をすべて引き上げて話題を呼ぶことになった。ナイジェルは自身が率いるユニット、ウルトライスタの音源もすべて引き上げ、トムもソロ・アルバム『ジ・イレイザー』を引き上げることになった。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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