ストロークスのアルバート、最新作について取材もツアーもやらなかった理由を語る

ストロークスのアルバート、最新作について取材もツアーもやらなかった理由を語る

ザ・ストロークスのアルバート・ハモンド・ジュニアは、バンドの最新作『カムダウン・マシン』についてインタヴューで語っており、ツアーでライヴをやるのではなく、黙ってみせるのもおもしろいのではないかとバンドとして考えたと語っている。

アルバートは3月にリリースした『カムダウン・マシン』をめぐってなぜ取材も一切受けなければツアーもやっていないのかを明かしていて、バンドの現在についてはディテイルに触れることは避けたものの、バンドは今非常にいい状態にあると語っている。取材もツアーもやっていないのは意識的なものだとアルバートは次のように説明している。

「今回は全部蓋をしてしまおうと決めたんだよ。アルバムを出しても静かにしてみせるものもおもしろいんじゃないかということになったんだ。ただ、聴いてもらうだけということになったら、レコードはどうなるのかっていうことでね」

ただ、他のメンバーがいないところで自分がバンドを代弁して語るわけにはいかないとアルバートは次のように語っている。
「僕は5人にいるうちの一人にしか過ぎないし、まるでこの機会に乗じてこのインタヴューでいろいろ語ろうとしたという風にファンの目に映るのも嫌なんだよ」

なお、アルバートは10月8日にソロEP『AHJ』をリリースする予定になっているが、ジュリアン・カサブランカスはこのEPのうちのある曲を聴いた時に感激してくれたとアルバートは語っている。

プロデューサーには『カムダウン・マシン』を手がけたガス・オバーグを迎えていて、レコーディングはマンハッタンにあるアルバートのスタジオとニューヨーク州奥地のスタジオとで行われたという。これまでアルバートは2006年に『ユアーズ・トゥ・キープ』、08年に『コモ・テ・ヤマ?』とソロ・アルバム2作品をリリースしてきている。

『AHJ』のトラックリストは以下の通り:
'Cooker Ship'
'Strange Tidings'
'Carnal Cruise'
'Rude Customer'
'St Justice'

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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