ザ・ストライプス、オリジナリティを求める世間に物申す

ザ・ストライプス、オリジナリティを求める世間に物申す

9月11日にリリースしたデビュー・フル・アルバム『スナップショット』が大好評を博しているザ・ストライプス。『ロッキング・オン』11月号では初めて表紙に登場。10月号に続く第2弾インタヴューを掲載している。

このインタヴュー中で、常にオリジナリティを問われてきたザ・ストライプスがアルバムで独自性を打ち立てたことについて、次のように話している。

「単純な話、僕たちは自分たちが心から好きな音楽、リズム&ブルースを演奏してるだけなんだ。で、リズム&ブルースはそれこそ1920年代から存在する音楽なわけで、僕たちからしたらそれ以降に生まれた他の新しいジャンルの音楽となんら変わりがない、『既にそこにある不変なもの』なんだ。だから僕達はレトロなんて風には捉えていない」とピートが言うと、「『彼らのやってることはオリジナルじゃない』なんて言う人も中にはいるわけだけど……今の世の中、真にオリジナルなものなんて存在しないよ。『完全にオリジナルじゃないと価値がない』、そういう考え方だよね。たとえばある音楽が何か他の音楽を連想させるから、イコールそれはオリジナルじゃない……そんなこと言い出したら、それってあらゆるバンドやミュージシャンに当てはまる話なわけでしょ? ポップ・ミュージックにしたって、そのどれも、アイディアはどこかから来ている」とジョシュは語っている。

10/8(火)のリキッドルーム恵比寿公演を皮切りに、ザ・ストライプスは来日ツアーを控えている。


『ロッキング・オン』11月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/89467
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