アラン・マッギー、ザ・リバティーンズはまったく手に負えなかったと語る

アラン・マッギー、ザ・リバティーンズはまったく手に負えなかったと語る

クリエイション・レコードの創業者で一時期ザ・リバティーンズのマネジメントも手掛けていたアラン・マッギーはザ・リバティーンズについてまったく手に負えないバンドだったと語っている。

自身の回想録『Creation Stories』についての取材を受けたアランは『ザ・ガーディアン』紙の取材に対して、それまでザ・ジーザス・アンド・メリー・チェイン、オアシス、プライマル・スクリーム、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどかなり個性的なバンドを数々手掛けてきたが、ザ・リバティーンズは群を抜いて手強かったと次のように語っている。

「まったく手に負えなかったよ。他のバンドのすべてはね、俺にもシナリオを描けたもんだったけど、ザ・リバティーンズは完全にコントロール不可能だったね」

また、ウェールズでバンドが揉めてその後、カール・バラーが転倒して大怪我をした一件については次のように振り返っている。

「確か月曜とか火曜に急遽リバティーンズのマネージャーとして迎えられて、そのままあの有名な狂気の沙汰だよ。あの話はそのまま事実なんだよ、カール・バラーの片目がぶら下がって出てきてたんだから。血の海になってて信じられなかったよ。大理石の洗面台の修理代だけで400ポンド(約6万5千円)かかったからね」

なお、来年のオアシスの『ディフィニトリー・メイビー』リリース20周年に合わせて囁かれている再結成説について、アランは来年の再結成はないのではないかとこれまで語ってきている。現在、アランはチェリー・レッド・レコードと提携して新しいレーベル、359ミュージックを今年から立ち上げている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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