コートニー・ラヴ、証言台で娘のフランシス・ビーンに話が及んで涙する

コートニー・ラヴ、証言台で娘のフランシス・ビーンに話が及んで涙する

コートニー・ラヴの元弁護士がコートニーを名誉毀損で訴えている裁判に出廷したコートニーは、証言の内容が自身とカート・コバーンの間の娘フランシス・ビーンの話に及ぶと感極まったと『スピン』誌が伝えている。

2回目となったこの日の公判は1月17日にロサンジェルスで行われたが、訴えを起こしているコートニーの元法的代理人のロンダ・ホームズは、元々コートニーの依頼を受けてカート・コバーンの遺産管財に不正が行われていないか調べていた。しかし、2010年6月にコートニーはホームズのことを突然「買収された」「丸め込まれた」などと一方的にツイッターで攻撃し始め、ホームズはそれ以後コートニーから受けた誹謗中傷を名誉毀損として訴えている。

法廷で証言に立ったコートニーはホームズの弁護士のバリー・ラングバーグの質疑に応え、問題のホームズを誹謗中傷するツイートは第3者への個人的で直接的なメッセージとして送ったつもりだったが、そうはならないことに気づいてその2分後に削除したと説明した。これに対してラングバーグが削除するよりも訂正ツイートをする気にはならなかったのかと質問するとコートニーは「もうしばらく前のことなので、その瞬間そんなことを考えたかどうかまでは憶えていません」と答え、基本的にこの時のツイートは自分のフォロワーでブロガーのカルメラ・ケリーからの質問への応答のつもりだったと主張した。

その一方で、コートニーは数ヶ月もホームズからの連絡が途絶えた後、フランシスのためにも調査に身を入れてほしいという旨のメールをホームズに送ったと証言したが、ラングバーグがフランシスの幸せはコートニーにとってどれだけ重要なことなのかと訊くと、コートニーは唇を震わせ、涙を溢れさせてから「一番重要なことです」と答えたという。

さらにこの日はコートニーの元アシスタントのジェシカ・ラブリが証言したが、ラブリは自身の主な仕事として1日平均100件ほどになるコートニーのツイートを確認し、コートニーが「よくないことをツイートし過ぎたような時」にツイートを削除することだったと説明した。さらにラブリはコートニーから依頼されたことを次のように説明した。

「ハッカーを雇ってくるように指示されたことがありました。法律関連文書を偽造するように指示されたこともあります。法律事務所の便箋を使って、弁護士を装った書簡を書いて発送するように指示されました」

その後、ラブリは信用を置けないと様々な言い掛かりをつけられ、コートニーのアシスタントを辞めさせられたと説明し、その際「コートニーはわたしが盗みを働いたと言ってきました」と証言した。
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