マンチェスターのライヴハウスに騒音苦情を申し立てた住人、殺人予告が届くことに

マンチェスターのライヴハウスに騒音苦情を申し立てた住人、殺人予告が届くことに

マンチェスターの有名なライヴハウス、ナイト・アンド・デイ・カフェに対して騒音の苦情が起こされている問題で、苦情を申請した人物はあくまでも店の存続は望んでいることを明らかにしているが、現在殺人予告に見舞われているという。ナイト・アンド・デイ・カフェに対しては今年に入ってから騒音の苦情が出され、正式に市に受理されたため、ジョニー・マー、フランク・ターナー、ザ・シャーラタンズのティム・バージェスらは、これに対して署名運動などの請求を起こして、市議会に訴えないと店が閉鎖に追い込まれかねないとこれまでファンに呼びかけていた。苦情を申請した人物は『NME』の取材に応えていて、店を閉鎖に追い込みたいわけではないが、このままでは自分たちの部屋に住み続けることは無理だとも語っている。「今回の場所に引っ越した時もナイト・アンド・デイの近くだというのはわかっていましたし、音楽関連の会場であることも知っていました。多少の騒音はしようがないと思っていましたが、昨年の10月まではまるで音なんて響いてこなかったし、針が落ちる音さえしなかったんですよ。それが10月を過ぎたら、ドラムもベースも響いてくるし、みんなが歌っている声も歌詞が全部聴き取れるほど聞こえてくるし、手拍子を取っているのもよく聞こえてくるんですよ」また、この人物は周辺の隣人も同じような悩みを抱えているが、表立った問題にもしたがっていない説明していて、さらに店側とも次のように交渉を続けていると明らかにしている。
「先週にはナイト・アンド・デイの事務所に招かれまして、善後策を2つ提示されました。ひとつは賃貸契約があと1年残っているので、残り1年を店側がすべて負担し、その後は他所へ移り、苦情も取り下げて、市の勧告も取り下げさせるというものです。2つ目の提案にはわたしたちも同意することになったのですが、これはわたしたちがすぐにでも苦情を申請するのをやめて取り下げ、その代わりにナイト・アンド・デイからまとまった礼金をいただき、わたしたちも3か月以内に他所へ移るというものです。店としてはそれで市議会も勧告を取り下げると思っていたのですが、実は市議会も市議会で態度を硬化させていて、勧告は取り下げられないと言い出しているのです。だから、騒音問題の勧告はそのままの状態なのです」一方、店側は現在市議会と交渉中で、会場の防音を増強するために音響技師との相談も続けているという。苦情の申請人は自身の置かれた立場の難しさを次のように説明している。
「ナイト・アンド・デイが伝説的な店であるのはわかりますが、別に閉鎖に追い込まれそうになっているわけではなくて、店側は最初からそう見せかけているだけなんです。閉鎖の脅威なんかありません。わたしから見れば、店主がやるべきことはまず音量を下げることで、市議会と話し合って、明確なリミットをきちんと設定することです。防音の増強をしていると店主は言っていますが、市議会が指摘しているように、そしてわたしたちも言っているように、それでちゃんと音が抑えられなかったらどうするんですか? 防音設備がちゃんと音を塞がなかったら、その後はどうなるんですかね?」特に様々なアーティストも店側の応援についているので、自分たちの立場があまり歓迎されていないことはよくわかっていると苦情の申請人は語っているが、殺人予告まで受け取ることになってショックを受けていると説明している。
「ナイト・アンド・デイのフェイスブックに殺人予告の書き込みが行われたので、わたしたちも市議会から警察と連絡を取るように促されたんです。殺人予告ではわたしたちの氏名には触れていませんでしたが、わたしたちが苦情を申し立てているからにはわたしたちが標的されていることは警察にもわかってもらっています。殺人予告ではナイト・アンド・デイに対してわたしたちの詳細を教えれば彼らがわたしたちを殺しに来ると、そう言っているんですね。なによりも一番不安になったのは、店主からの話で、店に乗り込んできては『どこの誰だか教えてくれれば、始末してあんたの代わりに刑務所に行ってやるよ』と持ちかけてくる人たちが実際にいるということなんです。隣に住んでいるだけなのに。もちろん、店が詳細を明かすとは思いませんが、うまく調整がつかなくなったら結局明かしちゃうんですかね? それがすごく不安なんですよ」「わたしは病気で現在仕事も出来ていない状態で、市議会もわたしたちのためになんにもやってくれていないに等しいですよ。わたしたちから見れば、苦情を申し立てた側としての扱いをなにも受けていませんよ。誰もわたしたちの抱えてるわだかまりなんかわかってくれていないんです」(c) NME.COM / IPC Media 2014
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