ミック・ジャガー、プロデューサーを務めるジェイムス・ブラウン伝記映画について語る

ミック・ジャガー、プロデューサーを務めるジェイムス・ブラウン伝記映画について語る

映画プロデューサーとしても活躍していることで知られているザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーだが、自身が現在プロデューサーとして製作を進めているジェイムス・ブラウンの伝記映画『Get on Up』について語っている。

『Get on Up』は『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイト・テイラーを監督に据え、アメリカ初の黒人メジャー・リーグ選手ジャッキー・ロビンソンの生き様を描いた『42~世界を変えた男~』でジャッキー役を演じたチャドウィック・ボーズマンがジェイムス・ブラウン役として主役を務めるが、チャドウィックの取り組みについてミックは次のように『ローリング・ストーン』誌に語っている。

「役柄としてはすごく難しいものだと思うよ。やり方としてはダンスや歌の下積みがみっちりできてるブロードウェイ・ミュージカルの役者から探し出してくる方が安全だったはずなんだよ。チャド自身がそう言うはずだよ、自分にはダンスの素養はないんだからってね。でも、6週間かけてみっちりトレーニングをしたおかげで、すっかりキャラになりきってくれてるよ」

ミックは生前のジェイムスと親しい間柄にはなかったが、全盛期のジェイムスとライヴで共演することは多く、ステージをよく見学していたと明かしていて「オーディエンスとのやりとり、そのタイミングなど、僕はそういうものをすべて吸収して、パフォーマンスたるものの全体像を理解しようとしてたんだよ」と語っている。

その一方でチャドウィック自身は伝説的な野球選手に続いて、ゴッドファーザー・オブ・ソウルともいわれる人物を演じることについて次のように語っている。
「本当はもうこういう偶像のような人物を演じるのはやめにしようと思ってたんだ。もう伝記映画はいいかなってね。それに歌と踊りもあるわけだし。もちろん、歌なら普通に歌えるし、クラブに行けば僕だって踊るけどさ、これはまたまったく別の次元の話だからね。ジェイムス・ブラウンはヒップホップに影響を与え、マイケル・ジャクソンとプリンスに影響を与えたわけで。僕たちが今もやってるたくさんのことの基礎にもなってるわけだからね」

しかし、ジェイムスの故郷ジョージア州に近いサウスカロライナ州で育ち、南部を肌で知っているチャドウィックにしかこの役はできないと踏んだテイラー監督が主演へとチャドウィックを口説き落としたのだという。

映画はジェイムスの子供時代から晩年までを追ったものになっていて、若き日のミック役も登場するという。アメリカ公開は今年の10月を予定している。
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