QOTSAのジョシュ・オム、グラミー賞とイマジン・ドラゴンズはファックだと語る

QOTSAのジョシュ・オム、グラミー賞とイマジン・ドラゴンズはファックだと語る

今年のグラミー賞授賞式でナイン・インチ・ネイルズと共演したパフォーマンスの中継を途中で打ち切られ、候補に挙がっていた最優秀ロック・パフォーマンス賞についてはイマジン・ドラゴンズに受賞されてしまったクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジだが、ここにきてジョシュ・オムはグラミー賞へのあてつけを公言している。

ジョシュがグラミー賞へのぼやきを口にしたのは、2月9日にテキサス州ヒューストンで行われたライヴで、“I Appear Missing”の演奏に入る前のMCの流れからそうした話題になったという。

曲を紹介する際にジョシュは「じゃあ、次の曲はイマジン・ドラゴンズの曲だから」とふざけたところ、観客がざわつきつつ不興を買ったのに対して、ジョシュはすかさず「嘘だよ、嘘、嘘」と対応。それからジョシュは少し間を置いてから「ちょっと待った、待って待って。おまえらさ、なんだかんだ言って、もうドラゴンズのことを考えてただろ」とMCを続けた。

「あのさ、ほんとすべてがファックだよな、あの野郎ファックだぜ、イマジン・ドラゴンズもファックだよ、グラミーなんかファックだよ、ああいうくだらねえもんは全部ファックだぜ」

「俺たちはこうしてさ、みんなと一緒にいるべきなんだよね。所在なくて、ちんぽこしか摑むもんがないようなところにいる場合じゃないんだよ……けど、それがいけないってことじゃないんだけどね」

なお、今年のグラミー賞ではナイン・インチ・ネイルズとクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、デイヴ・グロール、そしてリンジー・バッキンガムとのコラボレーションによるパフォーマンスが行われたが、演奏の終盤で中継は打ち切られ、クレジットとコマーシャルに切り替えられてしまった。これに対してトレント・レズナーは「音楽界最大の祭典……それも侮辱を受けるためのもの。おまえらに心からのファック・ユーを」と怒りのツイートをして話題を集めることになった。これに対して授賞式のプロデューサーを務めたケン・アーリックはその後、謝罪コメントを発表した。
公式SNSアカウントをフォローする
フォローする