ブライアン・イーノ&カール・ハイドによる共演アルバムが4/28にリリース決定
2014.02.26 12:30
ブライアン・イーノとアンダーワールドのカール・ハイドによる共演作『サムデイ・ワールド』が4月28日(月)にリリースされることが明らかになった。
本作『サムデイ・ワールド』には9曲が収録され、それら全てがイーノとハイドの作曲および歌唱によるものとなっている。加えて、クレジットにはイーノのロキシー・ミュージック時代からの盟友アンディ・マッケイ、シェウン・クティ作品をイーノと共にプロデュースしたジョン・レイノルズといった卓越したサポート・ミュージシャンたちが名を連ね、共同プロデューサーとして弱冠22歳のフレッド・ギブソンが参加している。イーノ自身が担当したアートワークも、ハイドによって撮影された写真が使用されている。
本作に寄せてブライアン・イーノとカール・ハイドが発表したコメントは以下の通り。
「私の知る素晴らしい街の多くは丘の上に築かれており、それらの街は美しい。なぜなら、そこに築かれる建造物には適応という“制約”が課せられるからだ。それらは、基盤となる地質学的条件に沿って造形されなければならない。そして、それにより常に極めて興味深い建造物が生まれることとなる。というのも、それらは整然とした区画にはなり得ず、環境に応じて何らかの変形を強いられるからだ。このアルバムで築き上げた“建造物”は、意図的に不規則で不均整なものに造られている。
私は、膨大な数の“原案”を放置したままにしており、何かがそれらに命を吹き込んでくれるのを待っていた。それらを単なる“実験”以上のものにしてくれる何かをね。その“何か”こそ、カール・ハイドだったんだ。
ブライアン・イーノ」
「まるで9歳児に戻ったかのような気分さ。自分に与えられた状況を理解する間もなく、録音ボタンが押されていて、そこに自分が吹き込まれていくんだ。やがて、想像を超えるパターンが出来上がっていく。一番の驚きは、二人とも生演奏を基調にした反復音楽、つまりアフロビートが大好きだったということだ。ブライアンが初期のトラックを聴かせてくれた時には、思わず言ってしまったよ。『ああっ、まさにこれは僕の原点だ! ちょっとギターを借りてもいい?』と。
カール・ハイド」
『サムデイ・ワールド』は4月28日に先行リリースされる国内盤(ボーナストラック追加収録+アーティスト本人によるライナーノーツ訳付)と、5月3日にリリースされるデラックス盤(特装パッケージ+4曲入りボーナスディスク+アーティスト本人によるライナーノーツ訳付)、アナログ盤、デジタル・フォーマットでリリースされる。
昨日よりbeatkartとiTunes Japanで予約受付も開始されている。
リリースの詳細は以下の通り。
●リリース情報
artist: ENO ・ HYDE(イーノ・ハイド)
title: Someday World(サムデイ・ワールド)
release date: 2014/4/28 MON ON SALE
国内盤1CD BRC-414 定価 ¥2,000(+税)
スペシャル・エディション2CD BRWPCD249X 定価 ¥3,000(+税)
ご予約はこちらから。
[ beatkart ]国内盤1CD http://shop.beatink.com/shopdetail/000000001772/
スペシャル・エディション2CD http://shop.beatink.com/shopdetail/000000001773/
iTunes Japan: http://bit.ly/1o2Dcce
通常盤1CD
01.The Satellites
02.Daddy’s Car
03.A Man Wakes Up
04.Witness
05.Strip It Down
06.Mother Of A Dog
07.Who Rings The Bell
08.When I Built This World
09.To Us All
10.Titian Bekh (Bonus Track for Japan)
スペシャル・エディション2CD
ボーナスディスク
01.Big Band Song
02.Brazil 3
03.Celebration
04.Titian Bekh