元LCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーが自ら豆をブレンドしたオリジナル・コーヒーをウェブ販売することが明らかになった。
今回マーフィーが開発・販売するオリジナル・コーヒーは「House Of Good」と名付けられ、マーフィーとコーヒー会社Blue Bottleのコラボレーション製品となっている。
商品紹介によると「House Of Good」は「ドライチェリー、ココア、マイヤー・レモンをブレンドした香りと風味を持ち、なまめかしさと厳めしさの調和のとれた」ブレンドに仕上がっているという。また、その味わいを音楽に喩えるならば「カール・ニールセンの交響曲第3番」、もしくは「LCDサウンドシステムの“Dance Yrself Clean”のシンセサイザーのシンコペーションのよう」だと評している。
また、以前マーフィーはこのオリジナル・コーヒーの開発中に次のように風味について解説していた。
「エスプレッソとしての風味はすごくちょうどいい感じで、要素ひとつひとつの個性がすごく強いんだ。つなぎの豆はまったくなくて、どれもそれだけで充分いける銘柄の豆をいくつか使ってるんだよ。このブレンドの発想は、パレットでどこまで複雑で微妙な味わいを出せるかということなんだ。焙煎は普通のイタリアン・ローストよりは浅目だけど、ノルディック・エスプレッソほどライトでもないんだ……」
「House Of Good」価格は1袋約450グラムで26ドル(約2600円)で、下記Blue Bottleのサイトからウェブ購入が可能。また、ブルックリンの店舗でも販売しているという。
Blue Bottleのサイトはこちら。
http://www.bluebottlecoffee.com/products/house-of-good