ニール・ヤング、mp3音源を聴くことは水深300メートルで音楽を聴くのに等しいと語る

ニール・ヤング、mp3音源を聴くことは水深300メートルで音楽を聴くのに等しいと語る

独自の高音質デジタル音源システム「ポノ」の配信やポノ専用携帯プレーヤー販売などの事業展開を先頃、明らかにしたニール・ヤングは、事業立ち上げに当たって資金募集サイト「キックスターター」で80万ドル(約8320万円)の資金を募っているが、そのページで紹介している動画にブルース・スプリングスティーン、エディー・ヴェダー、ベック、ジャック・ホワイト、リック・ルービンなど錚々たる顔ぶれの人物が登場し、ポノについて語っている。

この動画でニールは次のように語っている。
「ポノの主眼は音楽にあるんだ。音楽を作る側の人たちに主眼を置いてあり、俺たちがスタジオで音楽を作っている時に聴いている音はどんな鳴り方をしているのかということなんだよ。俺たちが聴いてるような音をみんなにも聴いてもらいたいというものなんだ。これはね、これまでしばらくなかったことなんだよ。俺は本当の音楽をまた取り戻したいんだよ。だから、キックスターターで事業を立ち上げるんだ。音楽を愛するみんながポノの発表と21世紀における本当の音楽体験の立ち上げに参加できるようにね」

また、ニールはmp3音源を聴くことは水深300メートルの水中で音楽を聴いているのに等しいとたとえていて、さらにCDについては水深60メートルの水中で聴いているようなものだと説明し、ポノの192キロヘルツ24ビットのデジタル・サウンドで音楽を聴くことでようやく水面から浮上できると動画で語っていて、ベックに対して「だから音楽を救っているようなものなんだよ」と力説し、「これは音楽を取り戻すためにアーティスト側から行ったムーヴメントなんだ」と説明している。

現在、キックスターターでは200ドル(約2万800円)以上資金提供したユーザーにはポノ・プレーヤーの進呈が確約されているが、200ドルはすでに売り切れとなっていて、300ドル以上(約3万1200円)の資金提供枠がまだ残っている。また、金額に応じてベック、アーケイド・ファイア、パール・ジャム、フー・ファイターズらのサインが施されたプレーヤーも用意されている。

さらにキックスターターのページには次のようにポノがコメントを寄せている。
「ポノは新しい音源ファイル・フォーマットや規格というものではありません。ポノミュージックは、音楽愛好家が大好きな音楽をアーティストが作り出した時とそっくりそのままの形で、アーティストがスタジオで選んだレコーディング状態で味わうための、ひとつの生態系と言ってもいいようなものなのです。わたしたちはポノミュージック・ユーザーに対して最高品質のデジタル音源を提供していきます。ポノミュージックは、ただの高品質音楽ストアとプレーヤーというだけのものではありません。これは音楽の心臓の鼓動を止まらせないための、草の根運動なのです。ポノミュージックが目的としているのは、アーティストがオリジナルのスタジオ・レコーディングに込めたフィーリングと精神と感情を損なわないことなのです」

なお、プレーヤーには128ギガバイトのメモリーが備わっていて、高音質音源ファイルを1000曲から2000曲収録できるといい、メモリーカードの併用でさらに容量を増やすことが可能だという。

ポノミュージックのキックスターター・ページはこちらから→
https://www.kickstarter.com/projects/1003614822/ponomusic-where-your-soul-rediscovers-music
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