ニール・ヤングのポノ・システム、資金調達サイトですでに目標金額を達成

ニール・ヤングのポノ・システム、資金調達サイトですでに目標金額を達成

独自の高音質デジタル音源システム「ポノ」の配信とプレーヤー機器販売開始のため、事業資金を資金募集サイト、キックスターターで募っているニール・ヤングだが、目標の80万ドル(約8240万円)をわずか数日でクリアーしてしまったという。

キックスターターでのポノの資金募集は33日を残しているが、当初の目標の80万ドルを越えてすでに233万ドル(約2億3999万円)の募金を集めることに成功している。

なお、ポノのプレーヤーは399ドル(約4万1千円)で販売されることになるが、キックスターターでは300ドル以上の資金提供者にプレーヤーを進呈していて、さらに400ドル(約4万1200円)以上の資金提供者にはベック、パティ・スミス、フー・ファイターズらのサインをレーザーで刻印したシリーズが進呈されるという。

また、ポノの配信サイトからは高音質音源ファイルが提供されることになるが、レーベルが用意したマスター音源によって品質はまちまちではあるものの、最低限でもCDとまったく同じレヴェルで、最高品質のものはmp3の30倍以上の音源情報を誇ることになるという。キックスターターで紹介されている動画でニールは次のように語っている。

「ポノの主眼は音楽にあるんだ。音楽を作る側の人たちに主眼を置いてあり、俺たちがスタジオで音楽を作っている時に聴いている音はどんな鳴り方をしているのかということなんだよ。俺たちが聴いてるような音をみんなにも聴いてもらいたいというものなんだ。これはね、これまでしばらくなかったことなんだよ。俺は本当の音楽をまた取り戻したいんだよ。だから、キックスターターで事業を立ち上げるんだ。音楽を愛するみんながポノの発表と21世紀における本当の音楽体験の立ち上げに参加できるようにね」

また、ニールはmp3音源を聴くことは水深300メートルの水中で音楽を聴いているのに等しいとたとえていて、さらにCDについては水深60メートルの水中で聴いているようなものだと説明し、ポノの192キロヘルツ24ビットのデジタル・サウンドで音楽を聴くことでようやく水面から浮上できると動画で語っている。

なお、ポノ・プレーヤーの生産は今年の夏から開始されることになるという。
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