レディー・ガガのSXSWでの嘔吐パフォーマンスをデミ・ロヴァートが批判

レディー・ガガのSXSWでの嘔吐パフォーマンスをデミ・ロヴァートが批判

3月13日にサウス・バイ・サウスウェスト・フェスティヴァルで行われたレディー・ガガのパフォーマンスを女優でタレントのデミ・ロヴァートが批判している。

自らもかつて摂食障害を経験しているデミは、レディー・ガガのステージでイギリスのアーティストによるミリー・ブラウンが手掛けたレディー・ガガによる嘔吐も行われたパフォーマンスについて、次のようにツイートしている。

「悲しい……まるで摂食障害をもてはやす人たちが少なすぎるとでもいわんばかりで。とどのつまり、『イケてない』し、少しも『アートっぽく』もない」

さらにデミは次のようにも続けている。
「あなただったら、誰かが断りもせずあなたに注射器を打つようなことを許す? 中毒は中毒だから」

その後、ユーザーとの間で、パフォーマンス・アートなのだから目くじら立てる必要もないのではないかという論議になったが、デミはさらに「じゃあ、自傷行為についてスピーチをした後で、ステージでリストカットしている人のパフォーマンスを観るのってイケてることなんだ?」とツイートし、「アートという言葉を使うことは、結果も考えず好きなことだけやるための免罪符を使うということじゃないから」と持論を展開した。

さらにデミは「ポップ・カルチャーで活躍するアーティストは人々に大きな影響力を持っている」と説明し、また「人は有名人がやることや起こすことを真似するものだし、だからわたしも黙っていられなかったのね。あのアートがわかっていない人には、過食症は決してイケてないんだって、過食症になれば、有名人と舞台に一緒に立てるわけじゃないんだってわからせたかった」とツイートした。

ただ、その後、デミは「追伸:それでもわたしは今もリトル・モンスター(ガガのファン)の1人だから」ともツイートしている。
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