レディー・ガガの8年ぶりの来日まで、あと2週間と数日。
https://ladygaga.livenation.co.jp/
ニューヨークで先にライブが行われたので、内容をあまり知りたくない人のために、大盛り上がりで楽しそうなファンの様子からご紹介!
パンデミックに入ってすぐに発売された『クロマティカ』に、ロックダウン中励まされた人も多かったのでは?と思う。
本来だったらその後すぐに『クロマティカ・ボール』と題して世界中のスタジアムで大ダンスパーティーが行われる予定だったが、当然のことながら何度か延期。それが今回とうとう開始した! ヨーロッパで先にスタートして、この瞬間を待っていたとばかりにファンが会場に早くから詰めかける映像などがどんどん投稿されていた。
それがとうとうアメリカにも来て、ガガの地元ニューヨーク&ニュージャージーのメットライフスタジアムで開催されたので観て来た。
ガガも、「地元ニューヨークで55000人」と感激して当日朝からインスタしていたけど。ライブ中にも、これが「キャリア最大の観客の前でのパフォーマンス」と言っていた。ガガは、これまでもスタジアムでツアーはしていたけど、55000人は最大。
写真のように、この日は、快晴かつ暑すぎない気持ちの良いコンサート日和。何が楽しかったって、ライブが始まる前から『クロマティカ・ボール』が開始していたことだ。
この会場はニュージャージーにあるので、ニューヨークからは電車やバスで行かなくてはいけない。私も電車で行ったけど、ニューヨークのペンステーションからすでに誰がガガのライブに行くかは一目瞭然だった。
みんなキラキラした服を着ていたけど、とりわけピンクが多かったのは、ガガの最新ファッションを真似てだろう。
会場に着いてからも、ガガのライブではいつものことだけど、それぞれが思い思いのガガになっていて、そんなファンの姿を観られるだけで最高に楽しかった。
今でこそ、ダイバーシティとか、インクルーシブとか、ボディポジティブとか言うようになったけど、また、LGBTQコミュニティやメンタルヘルスを意識するようになったけど、ガガのライブで昔からいつでも楽しく感動的だったのは、始まった当初から、様々なコミュニティの人達が自分らしくあることを謳歌していたこと。
ガガが、世間的にはアウトサイダーとして扱われるような人達が安全に感じられ、その上で楽しめる場所を提供しているのが一眼で分かった。その当時のメインストリームでそういうアーティストはなかなか少なかった。この日も様々な人達が集まっていて、誰も楽しそうだった。
これまでは必ず歴代のアイコニックなガガファッションをしている人達が多くいたけど、今回は昔のガガになっている人はほとんどいなくて、みんな最新のガガになっていた。
それと、服は普通で、でも代わりにアイメイクでガガになっている人達も多くて可愛かった。
今ソーシャルメディア時代ということもあるのかもしれないけど、写真を撮らせてというと、みんなむしろ誇らし気に、もちろんどうぞ!と撮らせてくれた。みんなが楽しそうなのが伝わりますか?
それから、グッズは会場の外にもいくつも店が出ていたけど、中には早々に売り切れている場所もあった。モノクロの写真に後ろにピンクでガガと入っていたり、黒でBE FREEと入っているTシャツが特に人気で、個人的にもそれがかわいいと思った。
個人的に一番カッコいいと思ったのはこの男子2人組で、アイメイクもいいし、靴がカッコ良すぎて訊いたら、なんとリック・オウエンスだった。
日本の皆さんも、どうか存分に楽しんでください!
次はライボレポートに続きます。
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