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OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、夏のロック・イン・ジャパンに引き続き、ここ幕張にも登場である。初っ端の“A Whole New Day”から 、MARTINが奏でるヴァイオリンの音色とTOSHI-LOW&KOUKIの2人が弾くアコギの旋律が、とにかくもう絶妙の呼吸で見事に絡み合う。スタートから激しいアクトが続いたGALAXYの熱狂を優しく癒してくれるようだ。どこかトラディショナルでもあり、オーガニックでもあり、ただし要所要所ではしっかりとエモーショナルなフレーズも聴かせる、OAU。「イソガシイヨオレ。オセチツクンナキャイケナイデショ。ダテマキトカクロマメトカ」という MARTINの爆笑MCも交え、“Thank You”“Memories”など、次々と美しい調べを奏でていく。ラストは日本語曲“Hour Hand”を歌い上げ、ステージを後にした。誰もがその心をピースフルで温かい気持ちで満たされた瞬間だった。(洪弘基)