AIR / ズボンズ / bloodthirsty butchers | ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2001

AIR（GRASS STAGE）に、ズボンズに、ブラッドサースティ・ブッチャーズ（共にLAKE STAGE) までも!!

■コータ＆ゆうき＆たいき

「ボンゴ最強！

ほとばしる汗

半ズボン」

LIVE QUICK REPORT

HELLO、GRASS　STAGE！　たった今、ＡＩＲが終わりました。それにしても、いつの間にやら雲ひとつない青空に。つまり、暑い！　その前のbird、そしてＡＩＲと、最も日差しの強い時間帯をくぐり抜けたので、これからはもっと過ごしやすくなるんじゃないでしょうか。その最後の暑さのピークに、ＡＩＲは見事に熱く応えてくれました！　しかも終盤、降谷とＢＯＴＳがステージ上に突如飛び入り。予期せぬ事態に客席はさらに熱狂のズンドコに。それにしてもＡＩＲの旗を掲げての入退場は、実に勇ましかったです。さて、お次は本日唯一の外タレ、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンです！　果たして彼らの荒ぶるＲ＆Ｒ魂は、邦楽ロック・ファンの目にどう突き刺さるんでしょうか。16：45、開演です！（GRASS　STAGE、ＰＭ４：20）

さあ、いよいよ登場です。ZOOBOMBS!!　出れば必ず会場のお客さんを沸かせ、踊らせ、狂わせてしまう圧巻のステージを前に早くもスタンディング･ゾーンには大勢のお客さんが詰め寄っております。自在にうねりまくるベース、タイトかつダイナミックに響き渡るドラム、畳みかけるようにラップするドン・マツオ。身体のツボを的確に突くキーボード、凄まじいです。凄まじ過ぎます。高速でドライヴするガレージ･ブルーズ・ロックンロールはとどまるところを知らず突き進み、途中ボブ・ディランの“ライク・ア・ローリング・ストーン”のカヴァーを交え、ショウはどんどんヒート･アップしていきます。走り、飛び、転げまくるドン・マツオ、そして縦に、横に踊り続けるお客さん。ノンストップでテンションが上がり続ける“Mo’Funky”は、ひたすら壮絶でした。（LAKE　STAGE　PM3：30）

メンバー3人が黙々とサウンド･チェックをこなし、静かにブラッドサースティ・ブッチャーズのライヴは始まった。1曲目は“nagisanite”。会場に広がる爆音ギターとヴォーカル吉村の声が一体となって波のように押し寄せてくる。観客は動かないでじっと耳をすまして聴きいっています。曲が終わり、今度は押し寄せ返す拍手の波。“ファウスト”の曲中に高々と手を上げる吉村の笑顔が印象的です。個性的な3人が繰り広げるさらに独創的なバンド･アンサンブルの前に吸い込まれたように聴き続けるその様子は他のバンドの盛り上がりとはまた異なります。独得の緊張感と静けさが印象的でした。直射日光のため「目開けられないんだぜ」という吉村のMCの後、演奏された“－100％”では、どんどんお客さんがスタンディング･ゾーンに集まっていました。（LAKE　STAGE　PM4：45）