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もはや貫禄のステージ、AIR  12:20 GRASS STAGE

 皆さん、知ってますか? AIRがこのフェスに3年連続出場、過去2年も変わらずラウドでエネルギッシュなライヴでフェスの空気を一気に持ち上げてくれてきたことを。モンパチが一気に最高潮にまで上げてったフェスの空気、AIR兄さんはどんなパンキッシュな登場で盛り上げてくれるのか!? と思いきや、1曲目にはいきなり新曲。これがまた、ゆったりとしたテンポで優しいメロディーがゆらゆらとたゆたう、優しい曲。アコースティック・ベースとギターが絡み合う曲調にびっくりしながらも、暑くてたまらないひたちなかの空気に爽やかな風を吹かせてくれました。さらに最新シングルの“LAST DANCE”など次々と新曲を披露し、アコースティック・ギターに持ちかえてのバラード“夏の色を探しに”今年はしっかり違った面を見せてくれました。集まったお客さんたちもゆったりと楽しむモードにシフト・チェンジ。ゆらゆら揺れたり手拍子をとったり、座って聴き惚れたり、思い思いに味わってます。

 そして中盤、「一緒にこのフェスを最後まで思いきり楽しみましょう」というMCのあと、“Me,We”からは怒涛のラウド・ナンバーに突入! もちろんこれはAIRの真骨頂、Tシャツにタオル姿の男子・女子が一斉に前にダッシュ! 前方は巻き起こったモッシュのため砂煙が巻き上がる。それでもステージ上の車谷は爽やかな笑顔。さすがだ。しかも今年は新たなバンド編成で登場したAIR。パンク~ハードコアな曲調でも、お馴染みの重く太いギター・ベース・ドラムの鉄壁3ピース・トライアングルに今回はパーカッションが加わり、さらに強力かつ多彩になったバンド・アンサンブルを披露。“24 Years Old”からはジャズの要素もふんだんに取り込んだ新曲もプレイし、3年目の余裕と貫禄を見せつけました! さすがAIR!(13:30 GRASS STAGE)

見よ!客席の高ぶりを! 青い空、熱いステージ
真っ青な空、これが僕らを苦しめるんだ AIR最高!!