現在発売中のロッキング・オン9月号では、ミューズのインタビュー記事を掲載。
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「僕らはその気になれば、クイーンみたいなサウンドの曲を作ったっていいし、U2みたいな曲だって、デペッシュ・モードみたいな曲だって作れるーーそのすべてを一曲の中に盛り込んでしまうことだって可能なんだ」
●前作『シミュレーション・セオリー』は、グッとエレクトロニック色が増していて、それはあなた方があのアルバムの全体的なコンセプトとして描いていた通りだったわけですよね。一方、新作『ウィル・オブ・ザ・ピープル』では、かなりの曲でヘヴィなギターサウンドが戻ってきている印象です。それはあなた方が、やはりこうでなければと感じたからなのか? それとも、ファンが求めているだろうと思ったからですか?
「そうだね、今回は確実に、よりギター志向になってる。僕らはちょっとばかり、自分たちがやってきたことを振り返ってみて、長らく改善できていなかったと思うパーツに集中したいと思ったんだ、つまりそれが、過去の作風に立ち戻るということに繋がったわけだね。
だから新作の中の、例えば “キル・オア・ビー・キルド”みたいな曲は——前回あんな感じのヘヴィなルートを追求したのは、と言うかあそこまでヘヴィな路線は、“ストックホルム・シンドローム”以来だったと思うんだ、つまり3枚目のアルバムだね。
でもキミの言うのは分かるよ、ひとりひとり別々にプレイしたものを録ってから合わせるっていうやり方になって以降は、バンド全員で一緒にプレイして録ってた当時の大事なエナジーが失われてしまってた部分があった気がする。
曲を書き始めた当初、僕の中には、間違いなく僕ら3人が一緒にプレイしてこそしっくり来るものを書こうって意識があったと思うんだ、つまりエレクトロニクスとかプログラミングとかシンセベースみたいに各自バラバラのルートを辿るんじゃなく、あくまでギター/ベース/ドラムがメインのサウンド構成になっているものを、っていう」(以下、本誌記事へ続く)
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