【今月の気になるあいつ】ダイ・スピッツ
エイヴァ、ケイト、エリーの3人が新型コロナ禍最中の22年に結成した、USテキサス発のロックバンド、現在はクロエを加えた4人体制。オルタナ〜メタル〜ハードロックといったアグレッシブかつ「最新型ウォール・オブ・サウンド」とも呼ばれるサウンドと、サウンドそのもののハードなパフォーマンスが世界中で話題騒然。最新アルバムは、25年リリースの『サムシング・トゥ・コンスーム』。コロナ禍後に日々、存在感を増す最新型ライオットガールズバンドの急先鋒。現在発売中のロッキング・オン12月号では、「気になるあいつ」にてダイ・スピッツを掲載しています。本記事の一部をご紹介。
●バンド結成のいきさつは?
ケイト(・ホルター、以下ケイト)「エリーとエイヴァが幼馴染で、わたしは中学のときにふたりと出会って、それで初ライブの2週間くらい前に友だち経由でクロエを見つけたの」
クロエ(・ドゥ・サン・トーバン、以下クロエ)「ちなみにわたしは6歳でドラムを始めて、18歳くらいまではパーカッションをやってた。ほとんどオーケストラだったけどね。だからドラム歴は超長いんだ」
●同世代で、特に刺激を受けているバンドはいますか?
クロエ「わたしは今のバンドの前にFarmer's Wifeっていうオースティンで人気のバンドにいたんだけど、最高のバンドだし、間違いなくそこからは刺激を受けてる」
エイヴァ(・シュロビルゲン、以下エイヴァ)「Faetoothってバンドがいて、確かLAのバンドだけど同世代だと思う。ドゥームメタル系でメチャクチャかっこいいから絶対チェックした方がいいよ」
●最新作『サムシング・トゥ・コンスーム』の制作過程では、どんなテーマや感情が中心にありましたか?
エリー(・リビングストン、以下エリー)「最初は意識してなかったけど、エイヴァがこのアルバムのタイトルを言ったときに、確かに消費をテーマにした曲が結構あるなと思ったの。薬物の摂取だったり、資本主義社会だったり、世界の現状だったり、いろんな意味をひっくるめてなんだけどね」
エイヴァ「そう、タイトルにある“コンスーム”は広義の意味での消費で、最近の自分たちが感じていたことをピンポイントで突き詰めたらそれだった。クィアでもマイノリティでも自分自身でも、近くにいる誰かに起こることでも、特にアメリカは結構……クソみたいなことが目につくわけで、それは自分が書く音楽にも間違いなく影響していると思う。たとえば“レッド40”なんかは消費社会に対する皮肉が込められていると思う。あと“ダウン・オン・イット”もそうだし、他の曲でも明るい感じだけど実はそうじゃなかったりするね」
(以下、本誌記事へ続く)
ダイ・スピッツの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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