野田洋次郎、『トイレのピエタ』と新曲”ピクニック”をCUTで語る

野田洋次郎、『トイレのピエタ』と新曲”ピクニック”をCUTで語る

5月19日発売のCUTには、RADWIMPSの野田洋次郎が登場。
6月10日に発売される、ニューシングル”ピクニック”のジャケットも公開されましたが、このインタビューを読んでもらうと、このジャケットに込められた思いも、より強く感じてもらえるのではないかと思っています。
以下、誌面に掲載する記事の紹介文です。
---
決して嘘をつかせない監督が、決して嘘をつけない、あるミュージシャンの青年を主演俳優として起用して映画を撮った。その青年は、その映画の世界のなかで、限りある命だからこそ感じられる光のような存在と運命的な出会いをした。彼が演じたのは絵を描く男の役だったが、その撮影の最後の数日、彼はカメラの前では絵を描くことを演じ、家に帰ると全く同じ気持ちである曲を書いた。その曲は、その映画の主題歌となった――これがRADWIMPSのヴォーカル&ギターである野田洋次郎が、松永大司監督の映画『トイレのピエタ』に主演し、そして主題歌“ピクニック”をRADWIMPSの楽曲として書いた経緯である。
その詳細を彼は、このインタビューで淡々とありのまま語ってくれているが、それは一言で言うなら「奇跡」である。そしてRADWIMPSが音楽にしてきたのも、生きることそのものの「奇跡」である。是非、映画館で、野田洋次郎が「園田宏」という男としてある期間、生きたことで経験した「奇跡」を多くの人に感じてもらいたい。

(古河)
CUT 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on