鈴木拡樹×三浦宏規 ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』再演に込めた思いとは?


8月19日発売のCUT9月号、巻頭特集の「BOYS TALK 2021」には、ミュージカル俳優を代表して鈴木拡樹さん、三浦宏規さんの“Wヒロキ”が登場! 昨年惜しくも公演が短縮されてしまったミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が念願の再演を迎え、再会を喜ぶおふたりに、作品のこと、青春のこと、いろいろと語っていただきました。

同じ目標を持って一緒に作ってきたので、もう1回Wでできるのが嬉しいですよね。同じ悔しさもありましたけど、それを新たな目標に変えて、観られなかったお客様や新しいお客様に対して、また一緒に作ったものを届けたいという覚悟が更に決まったと言うか。再会してから徐々に芽生えてきましたね(鈴木)


僕がまず再演の話を聞いて一番に思ったのは、1年後の拡樹さんのスケジュールをよくとれたなあ……!っていうことで。奇跡なんじゃないかと(笑)。また拡樹さんと一緒にできるのがほんとに嬉しくて。久々にお会いしたのが2日前とかなんですけど、やっぱり顔を見るとよりその嬉しさがあって。また一緒に作っていける喜びを改めて感じましたね(三浦)


また、「男同士だからこそ話せることがある」をテーマにした「BOYS TALK 2021」のアンケートの回答の中でも印象的だったのが、“男として、お互いに魅力を感じた瞬間は?”という質問。鈴木さん→三浦さんは「笑顔が犬っぽいところ」、三浦さん→鈴木さんは「前回の稽古の時に別作品で少し抜けてしまい、戻ってきた時に“全然大丈夫だよ! 怪我なく無事に帰ってきてくれてよかった”と言って頂いたこと」との回答が。その内容について、更に詳しくうかがってみました。

男としてっていうので、三浦くんの魅力を探ってみたんです。で、僕が分析した結果、やっぱり笑顔が犬っぽいと好まれるみたいなんですね。実際三浦くんはすごく現場を和ませてくれますし。犬派猫派で分かれるかもしれないですけど、ちょっとした嫉妬に近い何かかもしれないですね(笑)。(鈴木)


器の大きさですよね。開口一番に謝らなきゃと思って会いに行ったら、すぐにこう言っていただいて。もし「そうなんだ…ふーん。大丈夫だよ」って言われ方だったら、結構萎縮しちゃったと思うんですけど(笑)。僕が声をかけてすぐに“大丈夫だよ。怪我しないでね”って言っていただいて。そりゃあ、嬉しかったですよ!(三浦)


同じ作品を作り上げる仲間として、先輩後輩として、支え合いながら作品と向き合うおふたりの関係性がとても素敵なインタビューです。作品の世界観を感じられる、ちょっと不思議な撮り下ろしフォトは、これぞ舞台俳優といった豊かな表情が満載! CUT9月号は、8月19日発売です!(畠山このみ)


CUT9月号は現在以下にて購入可能です。

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