『キングダム』実写映画シリーズの第3弾となる本作。秦王・嬴政の過去を描く「紫夏編」で、吉沢さんは自ら演じたいと志願して、なんと9歳の嬴政を熱演。「紫夏編をやるんだったら絶対僕がやりたい」と語る吉沢さんに、紫夏編、そして嬴政への想いを聞きました。
以下、本文より一部抜粋してご紹介します。
紫夏編の頃の嬴政って、年代としては、『1』に出てきた信と漂の子ども時代と同じくらいだと思うんですよ。だとすると子役の人がやるんだろうなとは思ったんですけど、でも、僕が絶対やりたいと思ってたんです。「もし紫夏編をやるんだったら、絶対僕がやりたいです」みたいな雰囲気は、『1』の時から出してました。それこそ『1』を撮る前から紫夏編はめちゃくちゃ好きなエピソードだったので、自分でちゃんと演じたいという意識は最初からずっとありました
(嬴政の魅力は)言葉にすると難しいですけど、やっぱりカリスマ性なんだと思います。ひとりだけ違うところを見ている感覚というか。お芝居をする上でも『1』のときからずっと意識してたのが、目の前で起きている出来事の一歩先を常に見てるっていうことなんです。周りが目の前のことでドタバタしてても、嬴政だけは違うところを見てる、みたいな。そういう、一歩先の未来を見据えてるっていう部分は嬴政の魅力なのかなと思います。大人からすると「夢ばっかり語ってんじゃねよ」って言ってしまいそうな若さもあるんですけど、嬴政の場合はそこに説得力があって。かっこいいですよね
吉沢さんの熱い想いがたっぷり詰まったインタビューはもちろん、CUTだけの撮り下ろしポートレートも必見です! 『キンダム』を思わせる真紅の背景×玉座(?)に映えるその美しさ、ぜひ誌面でご堪能ください。『キングダム 運命の炎』の映画公開は7月28日。ぜひCUTを読んで、公開前から楽しんでいただけたら嬉しいです。(阿部文香)
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