自分らしく生きる破天荒な79歳の女性・モードと、狂言自殺を繰り返す愛に飢えた19歳の少年・ハロルド――そんなふたりのラブストーリーを描く朗読劇『ハロルドとモード』。ライフワークとしてモードを演じ続けた黒柳徹子さんに対し、向井さんは今作で4人目のハロルドを務めることになります。「朗読劇」というある種縛られた表現でのお芝居に、向井さんはいかに向き合っていくのか? インタビューから一部抜粋してご紹介します。
脚本に忠実に演じるようにしてます。その人物の癖とかは、あとから足していく感じです。僕、ドラマとかでも、脚本の言い回しを一切変えないんです。一語一句、書いてあることをそのまま言うことを大切にしている。「……」って書いてあったら、頭の中で「てん・てん・てん」って数えてます(笑)。その余白も脚本家の方が考えて書いてくださったものだから、ちゃんと反映したいんです。で、ひたすらそうやり続けていたら……自ずと役になっていけるっていう
また、話題はSnow Manについても。Snow Manに加入して、ここが自分のホームなんだと思えるようになったきっかけを訊くと、次のように語ってくれました。
なんだろう……でもやっぱり、メンバー全員と仕事をしているときに感じます。特にライブ中。あと普段も――それこそYouTubeの収録をしている最中なんかに、ふとした瞬間、ふわっと思うんです。「ああ、この空間はいいな」って
CUT初登場ということで、本作についてはもちろん、Snow Manや自身についてもたっぷりと語ってくださった向井さん。インタビュー内では、今後挑戦したい役を具体的に挙げてくれました。正解はぜひ本誌で確かめてみてくださいね。
また、インタビューだけでなくお写真もご注目ください! 『ハロルドとモード』に合わせ、撮影のテーマは「愛に飢えた孤独な少年」。向井さんには「ハロルドっぽく撮りたいです」とお伝えしただけでしたが、セットと衣装の雰囲気を見てすぐに理解してくださったようで「これぞ!」という表情とポージングをキメてくださいました。向井さんの素晴らしい表現力により、想像通り、いや想像を超えたフォトセッションとなっています! お見逃しなく。CUT9月号は、8月19日発売です!(阿部文香)
CUT9月号は現在以下にてご予約可能です。