CUT9月号に #竜星涼 が登場! 惹きつけられる、その魅力の正体を探る


明後日8月20日発売のCUT9月号に、竜星涼さんが登場してくれています!

放送中の大河ドラマ『光る君へ』で連日話題の竜星さん。演じる藤原隆家は、貴族の中では際立って闊達で理知的、権力欲の渦巻く貴族社会を優雅にかきまわす人物。トラブルメーカーではあるものの、竜星さんが演じる隆家はなんというか、ひょうきん者なのだけれど、ミステリアスで妖しさもあり、さみしげな影もあり……という、個性的な貴族たちの中でもひときわ面白く、一目置かずにはいられない存在なのです。隆家と竜星さんに一体どんな親和性があるのか、編集部の前のめりなインタビューに対しても終始にこやかに、真摯に応えてくださいました。以下、インタビューの一部を抜粋してお届けします。

――竜星さん自身に、隆家のこういう生き方や振る舞いに近いなと思うところはありますか?

非をちゃんと認めるとか、自分の信念を曲げずに生きていく、というのは僕も大事にしています。僕の中にもこだわりはあるけど、そのこだわりを絶対に崩さないっていうわけでもなくて。最終的にいいものを作れたらいいので、ある程度、譲歩することは大事かなと思います。そういう意味では、僕も俯瞰で物事を見てるほうかもしれないですね


――そもそも、本作のように歴史上の人物を演じたり、時代劇を演じることは、現代ドラマとはまた違いますか?

あんまり変わんないですね。その役の背景やプロセスを考えていくところから入るのは同じなので。でも、大河ドラマのように実在した人物だったら、作る上でヒントにできるバックボーンがあるので、それは助かりますね。とは言え、ただその通りに演じればいいのかというとまた違うので、それも臨機応変にやっています。たとえば隆家は、史実ではもっと荒ぶっているイメージだったけど、台本にはこう書かれているから、心のどこかに最初のイメージを何十%かだけ残しながら演じていこう、とか。自分の中であまり固定せず、譲りながらやっています。それは他の映像作品や舞台でも同じで、どうしても「このキャラクターはこうだから、こういうことはしない」って考えたくなるけど、本来人間ってそうじゃなくて、多面的なので


そして、同号でも大特集をしている映画『ラストマイル』では、『アンナチュラル』で演じた葬儀屋の木林としてふたたび登場する竜星さん。こちらもドラマ放送当時から人気キャラクターでしたが、普段、自身が演じた役への反響をどんなふうに受け取っているのかを伺うと、とても潔い答えが。ゆったりと構えたお人柄と、ストイックな姿勢が滲む言葉の数々をぜひ誌面でチェックしてみてください。

もちろんポートレートも掲載! しなやかで、凛々しくて、あどけない……竜星さんのさまざまな表情を目撃する美麗ポートレート、ぜひご覧いただきたいです。(田畑早貴)

CUT9月号は現在以下にてご予約可能です。

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