原作コミックの連載は完結しても、公開中の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』はもちろんアニメ『ヒロアカ』はまだまだここから――ということで、CUTでは前号に続き、2号連続『ヒロアカ』特集をお届けしています!
8月20日発売のCUT9月号では、緑谷出久役の山下大輝さん、爆豪勝己役の岡本信彦さん、そしてオールマイト(『ユアネクスト』では兼ダークマイト)役の三宅健太さんによる、『ヒロアカ』愛に溢れるプルスウルトラな座談会を展開。本作について熱く語り合ってくれたインタビューを、一部抜粋してご紹介します。
緑谷少年たちのオールマイトに対する思いがあるからこそ、そのオールマイトに似ている敵<ヴィラン>(ダークマイト)に向ける怒気が特別というか……不思議な感覚になったんですよね。緑谷少年とかっちゃんという感覚を通り越して、大輝ちゃんと岡本くんの純粋な怒りと情熱をぶつけられているような気がして。ふたりの芝居をいつも横から見てきたけど、それを真正面からダイレクトに感じられたからかな(三宅)
僕らとしても、三宅さんがあの声でお芝居をしてくれたからこそ、デクたちの怒りを引き出せた気がします(山下)
うんうん。違う声だと、絶対違う感じになっていたと思います(岡本)
難しいのが、ダークマイトも決してオールマイトを馬鹿にしているわけじゃないんですよ。彼には彼のリスペクトがあるがゆえに、屈折してしまっている。なんの悪意もなく、次は自分が引き継ぐからっていう気持ちを純粋に表現しなきゃいけないんです(三宅)
唯一違うのは、ヒーローたちはみんなで思い合って、結束して戦うってことです。ダークマイトのやり方はそこが違う(岡本)
オールマイトの何を見てきたんだって話なんですよ!(山下)
抜粋箇所からも感じていただけているように、とにかく「キャラクターとのシンクロ率」が高い3人。インタビューでは、『ユアネクスト』についてはもちろん、歩んできた『ヒロアカ』の歴史、そしてこれから先のことなどなど、たっぷりお話しいただきました。
そして誌面には、そんなキャラとのシンクロ率をビジュアル面からも認識できるような撮り下ろしショットも掲載! 映画を観て、アニメを観て、原作を読んで、そしてCUT!と、いろんな角度から何度も『ヒロアカ』をお楽しみください。(山下茜)
CUT9月号は現在以下にてご予約可能です。