アカデミー賞の前哨戦として大きく注目されるGolden Globe Awardsだが、さきほど全カテゴリーの受賞者が発表された。
『アバター』が、わりと“手堅い”とされていた『ハート・ロッカー』や『マイレージ、マイライフ』をおさせて、作品賞（ドラマ部門）と監督賞をゲット。ハリウッドがいかに“３Ｄ”に、その未来を託しているかがうかがえる結果である。

果たして、アカデミーもそう動くのか？
04年の『ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還』を最後に、興行的にはわりと“地味”とされている映画が作品賞を受賞してばかりいただけに、その動きは非常に気になる。

とか言って、今日の結果発表で個人的にもっとも盛り上がったのは、コメディ部門の作品賞を、お下劣コメディの『ハングオーバー』が受賞しちゃったことだったりして。大丈夫か、これ？（内田亮）