RIP:巨匠シドニー・ルメット


『十二人の怒れる男』『狼たちの午後』『ネットワーク』などの名作を監督したシドニー・ルメットが4月9日に、悪性リンパ腫により亡くなった。享年86歳。
2007年に公開された『その土曜日:7時58分』が最後の監督作となった。

デヴィッド・フィンチャーの『ソーシャル・ネットワーク』を観て、思い浮かんだのがルメットのクラシック、『十二人の怒れる男』だった。
その内容はまったく違うとはいえ、登場人物のセリフだけでテンションとドラマが紡がれていく様子は非常に近い気がした。

ご冥福を祈ります。(内田亮)
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