5月30日公開の映画『BADBOYS -THE MOVIE-』に出演するINI・池﨑理人さんが、CUT6月号に登場しています!
これまで何度も映画化、ドラマ化されてきた伝説の不良マンガ『BADBOYS』。令和の今、再び実写映画として蘇ることに期待が膨らむ方も多いのではないでしょうか。
池﨑さんが演じるのは、義理堅く兄貴肌の川中陽二。映画出演はもちろん、本格的な演技も今回が初めてだという池﨑さんは撮影を通して何を思い、感じたのか──。俳優としてはたっぷりとお話を伺いました。役作りに向けてまずはどんなことに取り組んだのかを訊くと次のように語ってくれました。
陽二は面倒見のいい兄貴分って感じなのですが、僕は寂しがり屋で、グループの中でも年下のほうなので、自分自身とはかなり違いました。でもちゃんとイカツい部分を顔と声と動きで表現しなきゃと意識はして。普段ラップで煽りとかはやっていたので、発声はそれを応用できるのかもって思ったらつかめたのですが、表情や動きについては他の映像作品を観て勉強して、苦戦しつつもなんとか走り抜けたという感じです
ガチガチに緊張した状態でゼロから新たな世界に飛び込むことって、本当にオーディションぶりでした。知らない世界に飛び込んで奮闘する経験はやっぱり苦しくもあって。でも定期的にこういうことがないと成長しないんだと思えたので、人生において大事なポイントになったとは思います
プレッシャーももちろんありました。それでもやってよかったって思えるし、グループに持ち帰るものがすごく多かった。本業の音楽の部分にもちゃんと生きるような勉強にもなりました。デビューして3年、ようやくダンスも上手くなってきましたし(笑)、歌も、作詞作曲もできるようになりましたし。「俳優・池﨑理人」っていう次のフェーズに行ってもいいぐらいの力をつけられたのかなとは思います。映画を観てくださった方に「陽二役の人いいじゃん。INIってグループの人なんだ」って、これをきっかけにINIにも興味を持ってもらえたら嬉しいです
今回の撮影は、作品にあわせてちょっぴり悪い雰囲気を漂わせたポートレートに。
撮影イメージを伝えるとすぐに編集部の意図を汲んでクールな表情とポージングを決める様子にスタッフ一同感激して撮影を終えたのですが、なぜかご本人は「大丈夫でしたかね?」と少し不安な様子。
撮影したお写真を見ていただきながらすごくかっこよく撮れていることをお伝えすると「よかったです!」と安心したように笑顔になり、そして「ひとりでの取材ってあまりないので…」とこぼした池﨑さん。
INIの取材時はメンバーが撮影しているときに「かっこいい!」「いいね!」と別のメンバーが声をかけて見守っていたので、それがないことが少し違和感があったのかも…。
今回は池﨑さんソロの取材でしたが、INIのグループの仲の良さを感じる取材となりました。(阿部文香)
CUT6月号は現在以下にてご購入可能です。