本日発売のCUT6月号の表紙巻頭は、FRUITS ZIPPER!
今回の大特集では、鎮西寿々歌さん×真中まなさん、月足天音さん×仲川瑠夏さん×早瀬ノエルさん、櫻井優衣さん×松本かれんさん──3組に分かれて語り合ったロングインタビュー&撮り下ろしカットを掲載しています。
最後に紹介するのは、櫻井さん×松本さんの対談インタビュー。結成当初を振り返りながら語られたのは、普段はあまり語られることのない櫻井さんと松本さんの優しく熱い絆。以下、対談インタビューから一部抜粋してお届けします!
最初のレッスンが始まった頃とかは私がすぐに泣いちゃうから、みんなも「わー、どうした?」ってなっちゃって。かれんはレッスンをしっかりやらなきゃいけないのに泣いてしまうから、みんな「かれん大丈夫だよ」って言ってくれたんです。でも優衣ちゃんはそうじゃなくて、黙ってそばにいて見守ってくれてた気がする。最後に、優しく「できるよ」って。「できるよ。行ってきな」って背中を押してくれて。それで、レッスンが終わったあとに一緒に帰りながら「私も最初はそうだったんだよ」ってことを言ってくれた。それをめっちゃ覚えてる(松本)
わあ、覚えていてくれたの。(中略)私にできることは何だろうって考えたとき、そこで「大丈夫」って言ってあげることは簡単なんだろうけど、でもかれんが欲しいのってその言葉じゃないんだろうなって思ったんだよね。かれんは今、「自分だけができない」って思っちゃってるんだなと思ったんですよ。追いつかなきゃとか、自分だけができてないとか、それをプレッシャーに感じて不安になったり泣いたりしてるんだろうなって。だから私はその「できない」に寄り添いたかったの(櫻井)
ファンの人たちが見守ってくれてるみたいな感覚がいつもあるから、「これできるかな、大丈夫かな」っていうときも、結局いつもみんなのおかげでどうにかできてきたんです。みんなの前だったらどうにかできるだろう、安心しようっていう気持ちで乗り越えています。(メンバーの)みんなもいるしって思ったら、全然不安な感じにはならなくなりました(松本)
今までの私は、別に無理をしていたわけではないんですけど、アイドルをずっとやってきて、理想のアイドル像というものにまっすぐ向き合いすぎていた部分もあったんだなと気づいて。「NEW KAWAII」というテーマを発信したり、ファンの人が自分以上に自分のことをわかってくれたと思えたとき、自分が自分らしくいることで、より「アイドル」でいられるんだなって理解できた気がしました(櫻井)
櫻井さんの隠された当時の思いを知り、インタビュー中に松本さんが涙してしまう場面も。その後、涙ぐみながらも語ってくれた松本さんの思いと櫻井さんの優しさに、スタッフ一同うるうるしてしまいました。必読の感涙インタビュー、お見逃しなく!
そして2ショット撮影では、おふたりが小人になっちゃった!?と思うほどのサイズのすごく大きなお花を使用。実はいろんなカラーのお花を用意していたのですが、松本さんが「優衣ちゃんとかれんの色だから、ピンクのお花と葉っぱがあるやつがいい!」と選んでくれました。ゆいれんカラーで包まれたかわいい2ショットはぜひ本誌でチェックしてくださいね。(阿部文香)
CUT6月号は現在以下にて購入可能です。