昨日、放送開始となったドラマ『ATARU』の主題歌『自由へ道連れ』は想像を超えた鮮烈な1曲だった。
ハヤシのギターが超爆裂するオルタナ・ロックなサウンドとコントラストを成す、生命力と希望に満ち溢れたポップなメロディ、そして目の前の壁をぶっ壊しながら突き進むような林檎の伸びやかな歌が凄く良い。
これは東京事変と平行していたソロとは、やはり大きく意味が違う。
このいきなりの漲りっぷりに、東京事変のファンは複雑な思いを抱くかもしれないが、何の深読みもさせない素直な表現で、椎名林檎が自らの音楽の豊かさを解き放とうしているこの感じはやはり喜ばしい。(古河)