気になる映画:ジェレミー・レナーがたまらん『ヘンゼル&グレーテル』

気になる映画:ジェレミー・レナーがたまらん『ヘンゼル&グレーテル』

オスカーなどの権威にはわずかな色目も見せず、ゴアテイストほとばしるステキ描写の連発で、この1月にアメリカ本国で奇跡の大ヒットをかっとばした『ヘンゼル&グレーテル』。
去年の段階から随所で話題になっていて、ビールとポップコーンの愉楽に浸るには最高の映画だと思っていたこの映画なんですが。
ただ、どうも、日本での公開は正式に中止になってしまったようで……。本当に寂しい限り。
というわけで、ブルーレイ/DVDスルーでもいいから絶対観たいし、絶対オススメってことで、トレイラーを貼っておきます。
本作は、いわずと知れたグリム童話の後日譚になっていて、かつて魔女をやっつけてお菓子のおうちからの生還を果たした兄弟はその15年後、賞金稼ぎの魔女ハンターになっていた、というお話。
で、このトレイラーの何が素晴らしいって、まず武器の数々がやたらとかっちょいい。燃える。あと、魔女のデザインもナイス。そして、何より、威勢と景気のいい魔女狩りっぷり(つまり、殺しっぷりなんだけど)がもうぐうの音も出ないほどに気持ちいい。
ただまあ、そのあたりが公開できないゆえんなんだと思いますが、トレイラーを繰り返し観ているだけで自分の中で何かが滾ってくるのがよくわかる。

とにかく、主人公のジェレミー・レナーがやっぱり最高なんですね。
彼のチャカ使い及び弓使いとしての鬼の仕事人感、というのは過去の映画で見事に実証されているわけですが、この映画はその究極なんじゃないかなあと。
サウスポーでチャカを構えられた瞬間の、あのレナー的違和感(わかりますよね?)ももちろん、この上ないチャームになっております。たまらん。
銃にしても野球にしても何にしても、レフティ/サウスポーってなんでこんなにロマンがあるんだろう。

日本未公開は仕方ないので、いち早いパッケージ発売を希望いたします。(小柳)
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