痛くて青いレオ様、降臨!『華麗なるギャツビー』、いよいよ公開!!
2013.06.14 00:08
こんなにいじらしくて初々しいレオ様、いつ振り!? と日本中のファンが狂喜乱舞すること間違いない、『華麗なるギャツビー』いよいよ本日14日公開です。もちろん『インセプション』も、『シャッターアイランド』も、妻を偏愛しすぎるがあまり…ないじらしさはあったが、今作のディカプリオの笑顔はせつなすぎる。歳を重ねているにもかかわらず、いや、だからこそ、の切実さ。とりわけ、あの狂騒的なパーティーとは対をなす、愛するデイジー(キャリー・マリガン)との再会シーンは必見。もちろんニック(トビー・マグワイア)との友情も。
96年、『ロミオ+ジュリエット』以来のバズ・ラーマン監督とのコンビだが、甘酸っぱい痛みがゴージャスなエンターティンメントとして降り注ぐ、あの独特の興奮に巻き込まれた。すべてが終わったあと、映画館に静かに鳴り響いたレディオヘッドの“EXIT MUSIC”の、あの感じも含めて。
ラーマンにJay-Zを紹介したのはディカプリオ本人だそうだが、ヒップヒップ+3Dでハイパーに加速するギャツビー、ゴージャスで儚くて泣ける。
ちなみに、ティファニーのヘッドドレスや、プラダのアール・デコ調ドレスなど、瞬きするのがおしいほどの衣装もみどころだが、じっくり観たい方は、プラダ青山店で明日から6月30日まで開催される衣装展をチェック。また、昨日監督も訪れて話題になった伊勢丹新宿店では18日まで映画で着用された衣装が展示される。
写真は有楽町マリオンの1階通路に掲げられた巨大パネル。宣伝も華麗!
(井上)