今週末は、UPLINK FACTORYで過ごしてみては?

今週末は、UPLINK FACTORYで過ごしてみては?

明日、19時半から渋谷のUPLINK FACTORYにて注目のシンガー・lukiの映像とのコラボレーション・ライブがあることは前にも書きましたが、このUPLINK FACTORYは、ミニシアター系の映画を好きな人が休日を過ごすのに絶好のスペースです。
個人的には、UPLINKというとデレク・ジャーマンの映画を配給していた会社というイメージが強く、また黒沢清監督の『アカルイミライ』の配給・製作でその名前を知っている人も多いかもしれませんが、今もUPLINKらしさを貫いたラインナップを、このUPLINK FACTORYで上映し続けています。
lukiが、山田ルキ子のペンネームでCUTにて連載している『小さなスクリーンの中で生きていたい』も、まさにミニシアター系の作品を中心に紹介しているページなのですが、かつてここで彼女が紹介した『ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ』も現在、公開中です。
明日のライブとハシゴするなら、フランスのジャン=ポール・ジョー監督が「遺伝子組み換え食品」と「原発」というテーマに徹底的に向き合ったドキュメンタリー作品『世界が食べられなくなる日』がオススメ。
福島第一原発事故後の福島にも自ら足を踏み入れて撮影・取材をしたうえで「日本政府と東電が犯した罪は、人間や植物や細菌の世界、あらゆる多様性や美や豊かさを持つ生物を犠牲にしている」というメッセージを監督は、はっきりと表明しています。

UPLINK FACTORYのホームページはこちら(http://www.uplink.co.jp/)。
ブックショップ、カフェなども充実しているので時間を持て余すことはありません。(古河)
CUT 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする