The Royal Concept来日公演を観た!ポップ新世代代表、さらに進化。


前回から半年経たないうちにThe Royal Conceptが再来日! しかも、ストックホルムで行われた1公演の他残り3公演(つまりすべて日本)でしばらくライブも見納め……というタイミング。

彼らのライブは音源とは全く異なる毛色のサウンドが次々飛び出してくるのが魅力で、その楽しいサプライズ感がきちんとホームメイドな温もりを残したままもたらされる。半年前と比べただけでもそれがより深く進んでいるのを確認できた。

以下、ネタバレを避けたいかたは後で読んでください。

全体にベースが効いて、〝Damn〟はじめハードな4つ打ちがクラブ仕様。牧歌的なメロディーと相まっていい感じのカオスを生み出していたのと、〝On Our Way〟での定番ヴォコーダー始まりがシンフォニックになっていて感激。新曲〝Smile〟はロックンロールでファンキーでグラマラス、これまでの彼らの楽曲にはないタイプで、LAレコーディングの影響だろうか?

後のハイライトは、

入国審査でワンダイレクションのメンバーですか?ときかれたと自虐的に(でも楽しそうにドヤ顔で)話すデイヴィー。

ソロで歓声が起きたので脱いだ?!と思ったら、脱がずに新曲で脱いだデイヴィー。

そこから〝Girls Girls Girls〟への王道すぎて最高な流れ。

でしょうか。

明日以降行かれるかたはお楽しみに!
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