木曜日、赤坂BLITZで来日公演を行ったキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン。木曜と昨晩、新木場スタジオコーストで来日公演を行ったトゥー・ドア・シネマ・クラブ。それぞれキャラクターは異なるものの若手ロック・バンドの活きの良さに嬉しくなった数日だった。
まずはCatfish。
ロックンロールって、夢だなあ。と、そんなことを目の当たりにする瞬間というのが稀にあるが、彼らのライブを観て改めて思った。
取材もしました。インタビュアーは粉川しのさん。取材の模様は↓をどうぞ。
http://ro69.jp/blog/ro69plus/154612
ロックンロールとは、何かに立ち向かったり反発したりするアティテュードそのものなこともあれば、3コードの瞬発力に全てをかける演奏だったりもする。
だけど2010年代も後半戦の今、そんなことはもう分かり切ったことだ。だから、心の底から信じてやってれば夢は叶うんだという一見クリシェのようなポジティブなメッセージは強い。真っ直ぐでさえあればロックンロールは届くという、あまりに身も蓋もない、でも最高のメッセージ。
ロック冬の時代にデビューしたキャットフィッシュは、むしろ誰も鳴らしていないからこそ今がチャンスだと思ったかもしれない。