バンドマンの半生 前編


11月7日(金)のジャパン編集部ブログで、古川が「pe'zのNirehara Masahiroとは高校の同級生」と書いていた。
知らなかった。びっくりした。
で、自分にも、そういう存在がいたのを思い出した。
同じ高校じゃないけど、高2の頃からの付き合い。

写真の男がそうです。昨日のTHE WHOは、この男と観に行きました。2月のTHE POLICEもそうでした。
一緒に行くもののセレクトが、すっかりおっさんだ。
で、この男の経歴が、「日本のロックの20年史を生きた当事者」として、このブログの趣旨にぴったりなので、ちょっと紹介したい。

市川勝也。ベーシスト。1968年生まれの40歳。広島出身。
格闘技関係でよく名前を見る、同姓同名のフリーアナウンサーがいますが、別人です。

高校の時、だから1980年代中期に、THE BRIXIONというバンドを結成。
私が初めて会ったのはその頃。一緒にライブやったり、通っている練習スタジオが同じだったりして(奥田民生がバイトしていたことでのちに有名になったところ)、知り合いました。

THE BRIXIONはコンテストなどで賞を総なめ、市内のバンド小僧の間で知らぬものはいない存在となり、CBSソニーから声がかかって育成バンドになったりするが、高校卒業と同時に解散。
その後、ドラマーと二人でリズム隊ごと、広島では既に有名だったTHE STREET BEATSに加入。
折からのバンドブームもあってか、インディーズの段階で全国区の人気バンドになるも、メジャー・デビュー直前にリズム隊ごと脱退。広島に残る。
しかし、3年後の1991年、バンドから要請を受け、リズム隊ごと上京して再加入。
この段階で、プロ・ミュージシャンになる。

書いてみたら長いな、こいつの経歴。次回に続く。