バンドマンの半生 後編

バンドマンの半生  後編

前回の続き。ベーシスト市川勝也の活動歴、後編。

1991年、THE STREET BEATSに再加入のため上京、プロ・ミュージシャンになる。
その後、1994年にTHE STREET BEATSを脱退。
De+LAXのギタリスト榊原秀樹、BOOWY→De+LAXのドラマー高橋まことと共に、GEENAを結成。
デビューするも、1997年に解散。

それから、アンジーの水戸華之介のツアー・バンドなどでベースを弾きつつ、バンドTシャツ等のグッズを作る会社を始める。
デザインをバンドからもらって、製品を作ってどかっと納品する、いわゆる業者です。
これは今でもやっていて、Theピーズや、ゆらゆら帝国のTシャツは、確かこの男が作っているはず。

で、そうこうしているうちに、1999年、先に参加していた元JUN SKY WALKER(S)の小林雅之に誘われ、POTSHOTに加入。
2005年の解散まで在籍する。

その後は、元POTSHOTのMITCHYと結成したBUG'S FEEDと、「自分以外全員元ザ・ルースターズ」という恐ろしいバンド、ROCK'N'ROLL GYPSIESで活動中。
さらに、Tシャツ業も続行しつつ、東京都狛江市に古着とオリジナルウェアの店、BP187をオープン。
フラカンのグレートマエカワが、アーティスト写真などでよく着ているTシャツは、この店のオリジナルだったりする。
ちなみに既婚。3児の父。

以上、「こういうふうにミュージシャン人生を歩む人もいます」という、例のひとつでした。
というか、ずっとひとつのバンドで、プロで活動しているミュージシャンよりも、市川みたいなキャリアのミュージシャンの方が、実は圧倒的に多いと思う。

とにかく、何よりも、やめないのがえらいなあと。
その、こりなさというか、しぶとさがよいなあと思う。

しかし、こいつも、高校生の頃からほとんど体型が変わらない。
と言ったら「おまえは目もあてられんぐらい変わりはてた」と言われた。
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