ライブを観ている途中に、電話がかかってくることがある。
MCや転換の時に、ロビーに出て、電源を入れ、着信を確認する。
相手がレコード会社やマネージメント・オフィスだったら、
とりあえずほっておく。ライブが終わったあとに、折り返せばすむので。
このRO69を制作・運営しているウェブ事業部、
もしくはSIGHT編集部からの電話だったら、すぐに折り返す。
メールではなく電話である、という時点で、急を要する件なので。
困るのは、社内の他部署からの電話だ。
しょうもない用事かもしれない。でも、緊急のトラブルかもしれない。
特に、普段めったに電話などかかってこない部署からだと、「緊急かも」
「トラブルかも」と、心配になる。
折り返す。
「兵庫ですが、あの、誰か電話くれたみたいなんだけど」
「はい、確認しますんでお待ちください」
「……」
「もしもし、あのー、××さんが電話したそうなんですが、もういいそうです」
ファーック!!!!(絶叫)
そんな、折り返した電話に出もしない奴にも腹が立つが、
律儀に折り返した自分にも、そしてそのおかげでライブのピークを
見逃した自分にも、もっと腹が立つ。
しかし、
「せっかくこんなにムカッとしたんだから、本人に文句言うよりも、
黙ってブログ1回分のネタにしたほうがおいしい」
と瞬時に判断する自分は、2ちゃんねらーのようだとも思う。
あと、同じ類いのものに、「日曜の早朝にかかってくる社長からの電話」というのもあります。
日曜の朝に。社長から。トラブル? 社の存続にかかわる大事件!?
と、びびって電話をとると、
「渋谷ですがあ、今ブログ上げたんだけど、書き間違えちゃったあ。
3行目に誤植あるから、直しといてくんない?」
一度や二度ではありません。
写真は、私の携帯。
偶然、「少年メリケンサック」で、栗田かんなが使っていたのと同じ型で同じ色。
なんでおっさんがピンクを。と、必ずいぶかしがられますが、
昨年のフジロック直前に買いに行き、
「防水のやつください」
「今この型のピンクしか在庫ありません」
「じゃあそれでいいです」
ということだったのでした。
次回に続く。