Twitter、僕がフォローしている中のひとりに、かつて一緒に働いていた、
そして今はなんかいろいろあれこれ仕事をしていて、
どれが本業なんだかよくわからないことになっている、
20代後半の女子がいる。
こいつのつぶやきが、いつもいちいちおもしろい。
内容はなんてことないし、ごく他愛ないんだけど、
毎回なんだか気がきいているというか、フレージングがさえているというか。
逆に、本業がもの書きなのに、つぶやきは全然おもしろくない人もいる。
ごく普通のサラリーマンで、やたら笑わせる人もいるし、
メディアにたずさわっている職業なのに、「これ、何のために人に向けて
発信しているわけ?」と、怒りたくなるようなつぶやきしかしない人もいる。
たとえば小説とかエッセイなら、おもしろい人とそうじゃない人が
分かれるのはわかるし、ブログでもまだわかるけど、Twitterはたった140文字だ。
みんな、「今何をしている」という自分の日常のことや、生活の中で
ふと思ったことを書くだけだから、本来は、
どれも内容的には大差ないはずだ。
なのに、こんなにおもしろい・つまらないがはっきり分かれる。
という、そのこと自体が、とてもおもしろいなあと思う。
というふうに、ここでよくTwitterのことを書くせいだと思うけど、
「読むだけでつぶやきません」と言っているのに、
今でも毎日「○○があなたをフォローし始めました」メールが
届き続けています。
「さっさとつぶやき始めればいいのに」という知り合いもいれば、
「兵庫さんみたいな仕事の人はやめといたほうがいいよ」という知人もいる。
どうしたもんか。