杏の「どんなときも。」


モデル/女優の杏が、槇原敬之の「どんなときも。」を
歌っている、森永ミルクキャラメルのCM。

あの歌、というかあの声、「セーラー服と機関銃」や
「メイン・テーマ」を歌っていた頃の、薬師丸ひろ子の
それを思い出させるものがあります。

無理せず、技巧に走らず、って走れるほどの技巧がないがゆえなんだろうけど、
とにかく、ただまっすぐ、無心に、声を出している感じ。
それがなんか、とてもよくて、テレビで流れると、ついじっと聴いてしまいます。

話がそれますが、この曲が大ヒットした当時、私、この曲も槇原も、大嫌いでした。
が、それから10年くらい経ってから、「ああっ、こんなすげえアーティストだったのか!
しまった!」と気づいて、力いっぱいてのひらを返して、大好きになりました。

写真は、杏のカバー・ミニ・アルバム「LIGHTS」。
11月10日リリースで、ラブソングのカバーを6曲収録で、
「どんなときも。」も、入るそうです。
「どんなときも。」ってラブソングか? という疑問もないではないですが。
僕は槇原の歌って、すべて「人間の尊厳について」「正しく生きることについて」の
歌だと思っているので。