5月7日(土)&8日(日)SHIBUYA O-WESTで開催、
「JUMPIN’JACK FLASH」出演アーティスト紹介ブログ、ラストです。
5月8日(日)に出演、溝渕 文。2009年夏優勝。
今回のこの優勝者大集合イベントの中で、最も早く
メジャー・デビューが決まったアーティストです。
先日、ユニバーサルのFar EasternN Tribe Recordsから配信シングル
「雨粒」をリリース、続いて5月11日には1stフル・アルバム
『アサガタノユメ』が出ます。
で、この人、メジャー・デビューの早さ以外にも、
歴代優勝者の中でぶっちぎりで1位、というポイントがあります。
何かというと、
それまでなんにもやっていなかった
ということにおいて、です。
他の優勝アーティストは、月に何本もライブやったり、
自分たちで音源を作ってライブ会場で売ったり、
中には全国流通のインディー作品を作ったり、
各地をツアーして回ったり――つまり、音楽活動を
生活の中心に置いてがんばってきたわけですが、
この人、違います。
香川県在住。このコンテストで優勝するまで、ほぼ
「家で曲を作って、ひとりで歌っていただけ」
という状態だったようです。
ライブハウス、出てない。音源、作ったことない。
というか、それ以前に、歌は歌えるけど、楽器、何にもできない。
ただ、ギターを弾く友人がいたので、その人に弾いてもらって、
察するに飲み屋とかそういうところで、
たまーに歌ったりはしていたようです。
RO69 JACKに送ってきた音源も、ちゃんとレコーディング
されたものではなく、自分ちかどっかで、
その人にギター弾いてもらって歌ったのを録っただけ、
みたいなシロモノでした。
高校生とかではありません。その当時で、とっくに社会人。
で。優勝しました。
この人は、こんな才能を持ちながら、一体今まで何をしてたんだ。
という、怒りにも似たものすら感じた我々でした。
歌詞が、メロディが、歌そのものが、どんなにすごいかは、
彼女の公式サイトでお確かめください。「雨粒」のPV観れるので。
こちら。http://mizobuchiaya.jp/#top
「JUMPIN'JACK FLASH」オフィシャルサイト http://jack.ro69.jp/jjf/