今日はメタルフェス、LOUD PARKの2日目。トリはモトリー・クルー。
現在40歳前後で、バンドブームよりもちょっと早い時期に中高生だった元バンド小僧たちは、ほぼ例外なく80年代中期のメタルブームを通っているはず。で、モトリー大好きだったはず。
特に、アルバム『シアター・オブ・ペイン』で完全にLAメタル化する前の、1stと2ndの2枚が最高で、当時メタル嫌いの人も、「モトリーとハノイ・ロックスだけはアリ、パンクっぽいから」と認めていた。世間的に本格ブレイクしたのは、LAメタル化してからだけど。
あとモトリーが、当時画期的だった点。それは、メタル・バンドなのに、ボーカルとギターよりもベースとドラムのほうが、派手だし目立つしかっこよかったこと。
ニッキー・シックスは、ジャンケンに負けたからベースを買った、日本中の中高生メタル・ベーシストに希望を与えたし、トミー・リーになりたくてカウベルを買い、ブレイクでシンバルをパッと手で握って音を止める小僧ドラマーが続出した。
って自分のことですが、とにかくかっこよさがわかりやすかったし、他のバンドと違って技術的に難しいことをやっているわけではなかったので、真似しやすいのがよかったんだと思う。
って考えると、ほんとにパンクだったのかも。
写真は、1982年の1stアルバム『華麗なる激情』。の、CD再発盤。
無論、今のモトリーはそういうバンドではないが、生で拝めるのが楽しみなことには変わりない。
日本のロックネタじゃなくてすいません。