星野 源ツアーファイナルの余韻に浸る

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先日、NHKホールで行われた星野 源の「復活アアアア了!」を観てきた。

2月に満員の武道館で、笑いと涙の完全復活ライヴを成功させたわけだが、改めて全国を回り迎えたNHKホール公演は、音楽的にも人間的にも充実した星野に会えたライヴだった。

圧倒的に武道館と変わったことは歌声。伸びやかで芯が定まった声で、より歌が持つ強さを聴き手にストレートに伝えてくれていた。そして、今回の公演で最も印象的だったことが、とにかく自由であること。ある種なにか吹っ切れたのかとも思える自由っぷりで、堂々と己の道を突き進んでいる感じが格好良かった。ライヴ前半で演奏された"湯気"や"ステップ"のアレンジは長岡亮介(G)のギターが絶妙なアクセントになっていて、今までより遊び心溢れる展開で心地よかったし、星野が入院中やりたくて仕方がなかったという二級建築士の資格をもつ伊賀航(B)による「大改造!!劇的ビフォーアフター」のパロディ映像も秀逸だった。涙を誘う名曲"くだらないの中に"をパロディー映像の直後にしれっとぶっこんでしまう流れも最高だった。

アンコールではもちろん星野の十八番(?)である布施明ならぬニセアキラで"君は薔薇より美しい"を熱唱。さらにこの日はアキラからハットを被りマイケル・ジャクソンに扮し、J-WAVEのキャンペーンソングでもある新曲"桜の森"も披露してくれた!!
グルーヴィーで心踊るこの曲。6月11日にはシングルとしてのリリースも決定したので、発売を楽しみに待ちたい。

そういえば、新たに公開されたアーティスト写真。今の星野
源のモードがよく現れていると思う。自由だけど超真剣。これからも、ぐいぐいその姿勢を貫いて突き進んでほしい。(渡辺)
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