UNISON SQUARE GARDENのライブを見終わった後の、清々しい満足感。それはUNISON SQUARE GARDENならではの「ここにしかない」「ここだけにある」手応えだ。
「一体感」とか「自由」とか「コミュニケーション」とかライブの良さを表す言葉はいろいろあるけど、むしろそれらの言葉を巧みに避けながら最高の「ロックのライブ」をやる。
アルバム『Dr.Izzy』をリリースし、バンド史上最多の48本のツアーを敢行したこのタイミングで、メンバーそれぞれにその思想を改めて真正面から訊いた。
その発言の一部をお届けします。
●その瞬間感じたこととか、客席見て感じること、メンバー見て感じることを瞬時に歌に落とし込むトライを常にしてて。詞書かないで、曲書かないで、歌っててなんで楽しいかっていうとそこだと思う(斎藤宏介/Vo・G)
●20年後ここにいなきゃいけないって思った時に、一番劇薬になるのって目立つこと、人気者になることだと思ってるので、このふたつの確率が少しでも上がる時はほんとに気をつけてる(田淵智也/B)
●自分が持ってる才能に気づけるか気づけないかはバンドにとっての勝負なのかもと最近思ってて。そこに気づいたらなるべくそこを愚直にやるべきだと思う(田淵)
●『Dr.Izzy』は「この人ってこういうことしかできねえんだな」って思い知らせるためのアルバムだったけど、外からの受け取り方は「これこそがロックバンドだ」みたいな自分の天の邪鬼精神と違うところで評価された(田淵)
●やろうとしてきたことがやれてきてる。ようやく人に伝わるぐらいまで強くなれた(鈴木貴雄/Dr)
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アルバム『Dr.Izzy』、史上最長ツアー――2016年のUNISON SQUARE GARDENを3人が語る!
2016.12.30 15:00