まったくなんの前触れも予兆もなかったどころか、躍動感とバリエーションに溢れたアルバム、その名も『life』が生まれて、江沼郁弥(Vo・G)は「plenty」と「音楽」との新たな向き合い方に喜びと希望を見い出していた。 だが彼は、plentyというものに対して、「いつかは失ってしまうもの」という感覚をいつからか自覚してしまっていたのかもしれない。
それがいつ頃からなのか、なぜなのか――そのすべてを語った『ROCKIN'ON JAPAN』6月号でのロングインタビューから、発言の一部をお届けします。
●やっぱバンド幻想がね、強いんですよ、俺は。バンドに対する思いが強すぎるから辞める――って言ったらきれいごとかな
●plentyの江沼郁弥ってすごい一部だと思うんですよ。それはもう、自分でもそうしようと思って、自分の頭の中、自分の音楽性をバンドに集約してたから。だから江沼郁弥からしたら、plenty解散は、もう本当序章だね。次の始まりって感じ
●自分もplentyっていうのを背負ってきたけど、そろそろ許してあげようかなっていうのもあって。俺も次に進もうっていう。だから、ひとつの青春っていう感じですよね。蒼き日々って感じですよ、plentyっていうのは
●前回は最新アルバムの『life』のツアーだったから、(ラストツアーは)それでできなかった曲に、過去の曲にちょっとスポットライトを当てたいなとは漠然と思ってて――3人だけでやりたいなと思ってる。サポートも入れずに、3人だけで、生々しい感じ
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