7月26日にシングル『エバーグリーン』でメジャーデビューするサイダーガールにインタビューしてきた。
待望のデビューにあたり気負っているのかと思いきや、もちろん気合いは入っているものの、いい意味で肩の力が抜けているというか。
環境や舞台が変わっても結局は自分次第ということをよくわかっているようだった。
何より、今回のシングルがめちゃくちゃいいというのが重要で。
表題曲の作詞作曲は知(G)。
彼はブログを書いていて、最近「人に会うとその後死にたくなる」という投稿をしている。それを読んで「わかるなあ」と思いながらも、非常に驚いた。
“エバーグリーン”は、そんな人が作ったとは思えない楽曲だからだ。
初恋のときめき。「サイダー」感のあるレンジが飽和したギター。疾走するボーカル。
つまり爽やかな青春ソングなのである。
でもよく聴いてみると、希望や煌めきに満ちているわけでなく、《いつだって僕らは平行線》のように煮え切らない葛藤を、力強いロックビートで鳴らしてもいる。
そこが、たしかに彼らしい曲だなと思った。
だからこそ改めて抱く覚悟や決意というものが本物となり、多くの人へ届く曲になっているのだと思う。
といった話に加え、ほかにもメンバー全員がいろいろ語ってくれました。記事は『ROCKIN’ON JAPAN』8月号に掲載。
ぜひチェックして下さい!(秋摩竜太郎)
サイダーガール、メジャーデビューシングルの覚悟と決意を語る
2017.06.27 16:13