「これは、ロック・バンドという素晴らしいダイナミズムを知ってしまった人間たちの業であり、エピソード2に当たる」というドラマチックな肩書こそあるが、本人たちはまるで最初の出来事かのように爛々とした表情で音楽を語り、ひたすら「バンド」を楽しんでいることがやりとりからもびしびしと伝わってきた。
とはいえ、バンドだからこそ経験できる困難や葛藤を乗り越えてきた彼らだからこそ「あの頃を超えていきたい」と強く思えたのだろうし、その決意があるからこそ「2」という数字を背負うことに決めたのだろう(ネット検索のしにくさは、本人達も重々承知の様子です)。
そんなバンド結成に至るまでの想いや、2ndアルバム『GO 2 THE NEW WORLD』(これが超名盤!)についてを、古舘&加藤のふたりに訊いたインタビューは3月30日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』5月号に掲載されるのでお楽しみに!
因みに…ふたりに取材をしたこの日は、偶然にも2が結成されてちょうど1年という記念日!
取材中に目を輝かせて「俺達もさっき気づいたんですけど、1年前のこの日に4人で初めてスタジオに入ったんですよ!」と語るふたりの楽しそうな姿が忘れられない。(峯岸利恵)