TETORAの新作『me me』に救われる

「足りない」もので溢れてて、「わからない」ことが揺るぎなくて、「何者でもない」ことこそが存在証明になる場所、それがライブハウス。
TETORAのロックは、上野羽有音の歌は、そんなライブハウスという場所にみんなが求める何かの結晶のようである。
このセカンドフルアルバム『me me』は、ライブに飢えたみんなの心を、血が滲むくらい爪を立てて鷲掴み、ヒリヒリ痛むのにあったかくて生きた心地がする仕上がりとなっていて、ほんと最高だ。(古河晋)
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