アユニ・Dはやっぱり面白い! 常に新しく生まれ変わるアユニがついに見つけた「始まり」について、インタビューで迫りました

背後にアルファベットを従えながらPEDROの「P」を表現してくれました
かつてPEDROの“丁寧な暮らし”という曲で《世界を睨んでひたすら死んでいく》と歌っていたアユニ・Dが、昨年リリースのアルバム『赴くままに、胃の向くままに』の“余生”で《こころもからだも健やかでありたい》《生きねば》と強く宣言していて、その成長っぷりに感動していた……のですが、先週リリースされた『意地と光』の1曲目のタイトルはなんと“アンチ生活”!

昨年のインタビューで「この生命の使命はなんだろう」「世界貢献したい」と言っていたアユニは一体どこへ……?と思っていたのですが、決して消えたわけではないんです。

“アンチ生活”の《生きるのが嫌だから/生活が嫌いだから/綺麗に泥臭く/暮らしの歌うたって/好きになろう/好きになろうって思っている》という独白の先で待つのは、《何もできやしないが/なんだかんだ言わせてよ/元気でいておくれ/私の歌で/私の曲で》という等身大にして「愛」に溢れた言葉。一度自分のキャパシティを超えて「生活」と「音楽」に向き合ったことでこそ生まれた本当の言葉だと思います。

rockin'comで公開中のインタビューでは、自問自答の日々を越えてアユニがようやく見つけた「始まり」について迫っていきました。

【インタビュー】「アユニ・Dに戻ってこれた」──PEDRO、等身大の痛みも愛も曝け出す「始まり」のミニアルバム『意地と光』を語る[PR]
昨年、BiSHの解散を経てアルバム『赴くままに、胃の向くままに』を作り上げ、2度目となる武道館公演も成功させたPEDRO。独り立ちを経て苦悩しながらもその日々を愛し謳歌するような気分に貫かれたあのアルバムはアユニ・Dの新たなマインドセットを象徴する作品だったが、その開放的で自由なムードは、アユ…
アユニがどんどん素になって、どんどん強くなっているということは、もちろんライブもよくなっているというわけで。インタビューとあわせて展開している生々しい衝動に溢れたライブ写真を見てもらえると、覚悟が決まったアユニのカッコよさをビシビシ感じてもらえると思います。

PEDROは現在、全国25都市27会場を回るワンマンツアー「ラブ&ピースツアー」を開催中。その向かう先は来年1月21日のZepp Haneda公演です。インタビューを読んだあとは、ライブでも最新型のアユニを浴びてください!(畑雄介)
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