人生を後悔しないための音楽を高らかに鳴らすバンド・終活クラブがJAPAN初登場──ハイパーでウルトラな最新EP『ハイパー005』とバンドの全貌に迫った

人生を後悔しないための音楽を高らかに鳴らすバンド・終活クラブがJAPAN初登場──ハイパーでウルトラな最新EP『ハイパー005』とバンドの全貌に迫った
覆面を被ってポップなメロディとかっこいいロックをかき鳴らすバンド・終活クラブをみなさんはご存知でしょうか? 新潟県在住の5人組バンドで、ネットで楽曲制作活動をしていたボーカル・ギターの少年あああああを中心に、その友達同士が集まって結成されたバンドだ。

この謎だからけのバンド名には、少年の「成仏するまでやるとか、後悔を残さないで音楽を一生懸命やり切る」という思いが少年にとっての「終活」であるという本気の現れが込められている。その想いからか、音楽は果てしなくポップでロックで、最高にハッピーなのである。

その終活クラブが、メジャー2nd EP『ハイパー005』をリリースした。今作も表題曲の“ハイパー005”を始めポップで痛快な楽曲が出揃ったのだが、特に“ハイパー005”の歌詞が終活クラブらしくていい。最後のサビの繰り返しで《超ハイパー ハイパー/ウルトラ笑うまで/どうにかしたげる》《ねえいつか いつか/ウルトラ救うまで/歌っていたげる》、この一部分だけでも「終活クラブの音楽がリスナーの心を救いたい」「そんな音楽を届けたい」という熱い気持ちが伝わってくる。

インタビューで少年が《音楽は聴いた人の心を優しく包んだり救えたりする可能性を持っているから、それが届けられる土俵に自分がいるならと思って書きました》と話していたのも印象的だった。さらにこの曲を《ポップで、でも今までの終活クラブを踏襲しているものにしたかったんです。基本的に自己紹介の曲ですね》と紹介していた。まさにその通りであり、この曲を聴けば終活クラブがどんなバンドなのかがわかるだろう。


バンドの結成秘話や、メンバー同士の仲のよさにも注目してほしいJAPAN初インタビューの全貌はぜひ本誌でチェックしてみてほしい(岩田知大)


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